仕事の教え方【相手のタイプ別に解説】

こんばんは~yunnです!

今回は仕事の教え方を相手のタイプ別に解説したいと思います!

わたしは、元々人に何かを教えるのが好きでした。

そして、大学は教育学部に進み、教育実習に行った経験もあるため、

人に何かを教えるのが、好きですし、自信があります!

昔から、

教えるのが上手だよね~って言われます・・・!

普段は、楽器のレッスンで教えるということをしていますが、

音楽というのは、目に見えないものなので非常に指導力が大切になります。

そこで、培ってきた技術を最大限に応用し、

今回は、皆さんが悩むことの多いであろう

「仕事の教え方」についてお話したいと思います!!

是非、参考にしてください!

・後輩の教育の仕方が分からない

・教育係に任命されたが、いまいち教え方が分からない

・後輩が年上の経験者のため、上手く教えられない

・自分が教えるといつも分かりづらくなってしまう

・仕事での教え方のコツ

・教える相手のタイプによって気を付けるべきこと

・教育にフォーカスしたコミュニケーション術

〈結論〉「常に相手の気持ちになって教えること」

教え方には、もちろん相手によって気を付けるべきポイントはありますが、

何を気を付けるにしても共通している点があるんです。

それは、

常に相手の気持ちになって教えること

です。

これが、出来れば一つ一つ細かいことに気を付けて疲れることもなくなります。

逆の立場なら、今の言い方はどうだっただろう

もっと分かりやすい言い方はないだろうか

など、常に相手の立場になって考えるようにしてみてください。

恋人や友人と接するときも、同じですよね。

相手は今どんな気持ちなんだろう、自分が言った言葉でどんな気持ちになるんだろう

ビジネスパートナーにおいても、考えることは一緒です。

とはいっても人それぞれの価値観があるので、ただ相手の気持ちを考えろといわれても、分かりづらいと思いますので、

まずは、仕事の教え方を手順にして、紹介していきます!

これで、あなたも立派な教育係になれますよ!!

仕事の教え方

手順

(1)これから「どんな業務を教えるのか」をしっかりと説明する

(2)その業務の「必要性」を説明する(最も大切)

(3)業務のやり方を説明する

(4)(3)では、相手の理解度をチェックしながら説明する

(5)今後、その業務をやる上で「分からないことは必ず聞くこと」、「他にも疑問に思ったことは聞くこと」を伝える

 

手順(1)

(1)これから「どんな業務を教えるのか」をしっかりと説明する

 

まずは、今から何の話をするのかをしっかり説明すると良いでしょう。

ここで、普段の会話に置き換えて考えてみましょう。

良い例

①「この前、すごく嬉しいことがあったんだけど、友達と居酒屋に行ったときに、突然電気が消えて!なんだろう?と思ったら、お店の人が、サプライズで私にケーキを持ってきてくれたの!」

悪い例

「この前、友達と居酒屋に行ったときに、突然電気が消えて!なんだろう?と思ったら、お店の人が、サプライズで私にケーキを持ってきてくれたの!」

①と②の2つの話の導入があります。

日常会話をする分には、②でも困ることはありませんが、

①だと今から嬉しい話をするんだ!というのが相手に伝わりますよね。

そして、嬉しい話だと分かっていることで、

突然電気が消えて、のところで、サプライズかな?と予想することも出来るのです。

つまり、何が言いたいのかというと

「話の真意を予想しながら、話を聞くことが出来る」

ということです。

これは、仕事上の教育を行う上で、とても大切です。

今どういう話をしているか理解できると、

相手も自分が教えたいことを汲み取りやすくなります!

では、これをさらに仕事の教え方として、「コンビニの清掃業務」を例に挙げて、考えてみましょう。

「コンビニの清掃業務の教え方」

良い例

①「今から、毎朝5時にやってほしい店内の清掃業務について教えます。まず最初に、トイレ、その後店内の床を掃除して下さいね。」

悪い例

②「まず最初に、トイレ、その後店内の床を掃除してね。毎朝5時にやっておいて!」

このように、最初に何について話すのか具体的に言うことによって、相手は

「今から、5時から行う店内の清掃業務について話すんだな」

と分かるのです!

②のように、まず最初にトイレ、と言われた瞬間に

「ん?トイレ?」

と思います。

そして最後まで聞いてようやく

「あ、掃除のことか。で、最初にやるのがトイレだったっけ?」

と、混乱しやすくなってしまいます。

そのため、まずは、何について話すのか、明確に伝えましょう!

そうすることで、相手は理解しやすくなりますよ。

手順(2)

(2)その業務の「必要性」を説明する(最も大切)

 

次の手順は、

「その業務が、なぜ必要なのか、なぜやらなければいけないのかを具体的に伝えること」

です。

これは、今回紹介する教え方の手順の中で最も大切です!!

では、ここでも先ほどと同じ「コンビニの清掃業務」を例にしてみます。

「コンビニの清掃業務の教え方」

良い例

①「今から、毎朝5時にやってほしい店内の清掃業務について教えるね。実は店内が綺麗だと、売上が上がるっていう実績があるので、意外に店内清掃って大事なんだ。あと、毎朝5時はお客さんが少ないから、その時間にやってほしいです!

悪い例

②「まず最初に、トイレ、その後店内の床を掃除してね。毎朝5時にやっておいて!」

 

 

こういうことになりますね。

(ちなみに、店内が綺麗だと売上上がるっていうのは、わたしが考えたので真相は分かりません)

①の場合、少し説明が長くなってしまいますが、、

本当に仕事が出来るようになりたい人にとって、不要な説明はないと思います。

「コンビニの清掃業務」という分かりやすい仕事を例に出したので、

そして②の方が簡潔で分かりやすいという人もいると思います。

しかし、これが自分の全く知識のないジャンルの仕事や、責任が伴う仕事だった場合

①のように、「その業務の必要性」を伝えることで、話が理解しやすくなります。

そのため、その業務の「必要性」は、必ず伝えるようにしましょう!

手順(3)、(4)

(3)業務のやり方を説明する

(4)(3)では、相手の理解度をチェックしながら説明する

 

手順(1)(2)で、相手が話を理解する準備が出来たところで、業務のやり方について説明します。

ここの説明は、ご自身で工夫して分かりやすく説明するようにすれば大丈夫です。

問題は、相手が理解しているかどうか!

積極的に分からないことを聞いてくる人もいますが、中には

聞きづらくてとりあえず話をきいてからにしようと思っている人や

分からないけどとりあえず怒られたら怖いから、分かったふりしておこう・・・

みたいな人もいます。

結構序盤から理解していなかった場合、そこからもう一度説明しなければいけません。

非常に時間の無駄です!

なので、説明の合間に、

「今までのところは理解できましたか?」

「ここまでで分からないところはありますか?」

というように、相手の理解度をチェックしてあげましょう!

ここで、もし分からないところがあれば、もっと分かりやすく説明するようにしましょう。

だがしかーし!!

ここまで言っても

分かってないけど、分かったふりをする人や

本当に分かってると思ってるけど、分かってる「つもり」な人

もいます。

なので、話の終盤になったら、例を出して理解度をチェックしましょう。

「〇〇な場合、××はどうなりますか?」

「〇〇がこうなった場合、××はどうすべきか分かりますか?」

このように、クイズ形式で出してあげると、分かりやすいと思います。

そして、相手は自分が分かってたつもりだったことにも、気が付くはずです。

このように、丁寧に、常に相手の気持ちを考えながら教えましょう!

手順(5)

(5)今後、その業務をやる上で「分からないことは必ず聞くこと」、

「他にも疑問に思ったことは聞くこと」を伝える

 

これは最後に、この人には何でも聞いていいんだ!と思わせてあげるためのものです。

分からないことがあっても、

忙しそうで聞けない、聞いても適当に返される

なんてことがあれば、出来るようになることも一生出来ません。

分からないことがあっても、

自分で調べて学んで出来るようになることも、もちろん大切なことです。

ですが、まずは人に聞いてみないと、

「自分で調べて学んで出来るようにならなきゃいけないんだ」ということにすら気が付けないと思います。

なので、まずは、この人には聞いてもいいという安心感を与えるべきです。

その後、実際に聞かれたら、答えるのか、相手に考えさせるのか、ご自身で決めて良いと思います!

なので、

「分からないことは必ず聞くこと」

「他にも疑問に思ったことは聞くこと」

最後に、これを必ず伝えましょうね。

相手のタイプによって気を付けること

1.自分より年下、新人

・緊張している人、怖がっている人には、より丁寧に、安心させる言葉をかける

・なめられていると感じる人には、理解度チェックの回数を増やして、しっかりと理解しているか確かめる(話をちゃんと聞いていない可能性があるので)

2.自分より年上、新人

・上から目線な人には、少し厳しく、上司としての立場をはっきりと示す

しっかりとした敬語で、言葉遣いに気を付ける

3.経験者

・相手が今までやっていたやり方を聞き、違いを説明したり、柔軟性を持ってもらえるような説明を心掛ける

・相手にこちらのやり方についての意見をもらうのも〇

・少し穏やかに話したい場合は、「あるある」などを話しても良い

4.真のポンコツ

※年齢や経験の有無に関わらず、とにかく仕事が覚えられない、分からない人のこと

・(1)~(5)を、より丁寧に、ゆっくりと説明する

・理解度チェックを何度も行う

・どうしても、出来ない場合は業務を簡単なものに変える

(その方がこちらにストレスがないからです)

まとめ&伝え方

いかがでしたか?仕事の教え方、といっても、そこまで難しいものではありません。

コミュニケーションのひとつと考えると、気楽に出来ると思います。

これらの教え方や、相手のタイプを理解しておけば、全員に適用できるわけではありません。

ですが、これらのポイントを押さえて教えることで、

分かりやすく、相手が理解しやすい教え方になるでしょう!

皆さんの毎日が、良いものになりますように。

 

お読みいただき、ありがとうございました!