温野菜ダイエットでリバウンド知らず!正しいやり方を徹底解説

温野菜といえば、低カロリーで痩せるイメージがありますよね。確かに、蒸したり煮たりして調理された野菜は、カロリーが低く栄養も豊富でダイエットにぴったりです。

しかし、温野菜ダイエットでは、温野菜ばかり食べたり一食を温野菜で置き換えたりすると栄養が偏り、リバウンドりやすくなるのでやり方に注意が必要です。逆に正しい方法で温野菜ダイエットを行えば、健康的に痩せることができるのでリバウンドもしづらいでしょう。

そこで、今回は、温野菜ダイエットの正しいやり方を徹底解説します!温野菜におすすめの野菜や味付けも紹介するので、温野菜ダイエットに挑戦したい方は、ぜひ参考にしてください。

温野菜とは

温野菜とは、加熱調理された野菜のことです。炒めて調理されたものも温野菜と呼びます。

一般的なイメージは、蒸し野菜ですが煮たり焼いたりしたものも全て温野菜です。温野菜は、温かく柔らかいので生野菜に比べて消化しやすく身体が温まるのが嬉しいポイント。

温野菜のカロリー

温野菜のカロリーは、味付けなしの深皿一杯分で「約100kcal」です。ただし、野菜の種類によって変わります。

温野菜は、かさが減ってたくさんの野菜を食べられるため、食べ応えがあり満足感があります。100kcalで1品のおかずになるので低カロリーでしょう!

温野菜のダイエット効果

温野菜のダイエット効果は、主に次の5つです。

  • 便秘解消
  • 身体を温める
  • 血糖値の上昇を抑える
  • カロリーオーバーを防ぐ
  • むくみ解消

野菜には、便秘解消に役立つ食物繊維やむくみを取るカリウムが豊富に含まれています。そのため、身体の排出機能を高め代謝を上げる効果があります。

また、身体が温まり、内臓の働きが活発になったり体温が上がったりすることで、痩せやすい身体を作ることができるのも嬉しいポイントです。

さらに、血糖値の急上昇を抑えて脂肪をため込みにくくしてくれたり、低カロリーで満足感が得やすく摂取カロリーを抑えられたりと、ダイエットに嬉しい効果がたくさん!

ダイエット中の方は積極的に温野菜を取り入れましょう!

温野菜ダイエットのやり方

温野菜を使ったダイエットのやり方を紹介します。正しい方法で行うことで健康的に痩せられますよ!

食べるタイミング

温野菜を食べるタイミングは、「夕食」がおすすめです。脂質が低く低カロリーな温野菜は、脂肪になりにくく胃に大きな負担がかかりません。

夜に低脂質な食事をすることで、寝つきがよくなり、睡眠の質が上がりやすくなるでしょう。

温野菜はエネルギー量が少ないため、食後の活動量が多い朝食や昼食には向いていません。温野菜を取り入れてダイエット効果を高めたい方は、ぜひ夕食に食べてくださいね!

食べ方

温野菜は、「おかずとして食べる」のがよいでしょう。温野菜は、糖質や脂質が低く必要な栄養が摂れないので置き換えには不向きです。また、毎食食べるのも栄養が偏るのでおすすめしません

温野菜を食べるときは、ほかのメニューと組み合わせて食べるのがおすすめです!「糖質源となるご飯」と「お肉や魚などのたんぱく質源」と一緒に食べることで、栄養バランスを取りながらカロリーを抑えることができます。

食べる量

温野菜を食べる量は、「深皿一杯分」にしましょう。深皿一杯分のカロリーは、100kcal程度なので低カロリーなおかずになります。ドレッシングで味付けしても200kcal以内に収まります。

いくら低カロリーな温野菜でも、食べ過ぎるとカロリーオーバーにつながるので注意しましょう。

温野菜ダイエットの注意点

温野菜ダイエットを行うときは、「栄養バランス」と「味付けのカロリー」に注意しましょう。

野菜は、糖質や脂質が極端に少なく栄養が偏りやすい食材です。ダイエット中は、避けがちな糖質や脂質ですが身体に必要な栄養素なので、ほかの食材もしっかり食べて栄養バランスを取るようにしましょう。

また、味気ない蒸し野菜は味付けを濃くしやすいです。マヨネーズやオイルを使った味付けは、高カロリーになってしまうのでかけすぎに気を付けましょう!

温野菜におすすめの野菜と不向きな野菜

温野菜におすすめの野菜と生で食べる方が美味しい野菜を一覧表にしました!温野菜を作るときの参考にしてください。

野菜の調理向き不向き一覧表
野菜 調理法(温野菜) 調理法(生野菜)
蒸す 煮る 焼く 調理なし
じゃがいも ×
かぼちゃ ×
さつまいも ×
れんこん
ブロッコリー ×
カリフラワー ×
アスパラガス ×
オクラ ×
きゅうり ×
大根
玉ねぎ
ねぎ
長いも
もやし ×
キャベツ
白菜 ×
小松菜
ズッキーニ ×
レタス
リーフレタス
サニーレタス
にんじん
トマト
とうもろこし

ダイエット中におすすめの温野菜レシピ

ダイエット中におすすめの温野菜レシピを紹介します。温野菜は飽きやすいメニューなので、毎日工夫して美味しく頂きましょう!

蒸し野菜(蒸す)

蒸し野菜の材料
ブロッコリー 1/3株
にんじん 1/3本
じゃがいも 1個
キャベツ 200g
ハーブソルト 適量
オリーブオイル 適量
  1. 野菜を切って耐熱皿に乗せラップをかける
  2. 電子レンジで600W3~4分加熱し、火を通す
  3. ハーブソルトとオリーブオイルをかけて完成

蒸し野菜は、シンプルに食べるのがおすすめです。野菜は、なんでもOKですが今回はスーパーで手に入りやすいものをチョイスしました!電子レンジを使うと簡単に調理ができるので、忙しい日の夕食によいでしょう。

野菜たっぷりコンソメ生姜スープ(煮る)

蒸し野菜の材料
玉ねぎ 1/2個
にんじん 1/2本
じゃがいも 1個
キャベツ 1/4個
生姜 1片
400ml
コンソメ顆粒 大さじ1
塩こしょう 適量
オリーブオイル 適量
  1. 野菜を切っておく
  2. オリーブオイルをひいた鍋に野菜を入れて炒める
  3. 軽く火を通したら水を入れて中火で煮る
  4. 野菜が柔らかくなったらコンソメ顆粒・塩こしょうで味を調えて完成

野菜を煮るならスープにしましょう。スープは、加熱調理で逃げやすいビタミン類もしっかりと摂ることができておすすめです。また、生姜を加えることで身体が温まり代謝アップもサポート!

野菜のオーブン焼き(焼く)

蒸し野菜の材料
玉ねぎ 1/2個
なす 1本
じゃがいも 1個
にんじん 1/2本
ミニトマト 4個
塩こしょう 適量
オリーブオイル 大さじ1.5
  1. じゃがいもを切って水にさらす
  2. ①をレンジで600W4分加熱し火を通す
  3. ②とほかの切った野菜を耐熱容器に入れてオリーブオイルで和える
  4. 塩こしょうをかけて200℃のオーブンで25~30分焼いたら完成

作る手間がかからず油も使いすぎないレシピといえば、オーブン焼き!必要最低限の油を使って調理するので、カロリーを抑えながら焼き野菜を食べることができます

フライパンで調理するよりも洗い物が出ないので、家事の時間を減らしたいときにもおすすめです。

温野菜ダイエットでおすすめの味付け

ダイエット中に蒸し野菜を食べるときにおすすめの味付けを紹介します!温野菜ダイエットでは、蒸し野菜が定番です。蒸し野菜を食べるときは、味付けのカロリーに気を付けることで、カロリーの摂りすぎを防ぐことができます。

ポン酢

ポン酢は、さっぱりと野菜を食べたいときにおすすめです。あっさりとした味付けで、夏バテ中も美味しく野菜を食べられます。

ポン酢のカロリーは、大さじ1で「約8kcal」と低カロリーでダイエット中にぴったり。食べ過ぎた後や食欲がないときは、ポン酢がおすすめ!

塩こしょう

塩こしょうは、とことんカロリーを抑えたい方によいでしょう。塩こしょうで味付けした蒸し野菜は、糖質や脂質がほとんど含まれないので、本気でダイエットに取り組みたい方におすすめ。

ただし、塩こしょうで味付けした温野菜を食べるときは、ほかのメニューで足りない栄養を補いましょう

ねりごま+バルサミコ酢

少し変わった味付けで食べたいときは、ねりごまとバルサミコ酢の組み合わせがおすすめです!酸味とコクのバランスがよく、温野菜のおいしさが引き立ちます。

いつもの塩こしょうの味付けに加えることで、飽きずに温野菜を食べ続けられますよ

オリーブオイル+ハーブソルト

イタリアン風の味付けが好きな方は、オリーブオイルとハーブソルトで食べましょう。ハーブソルトは、野菜を一気に洋風の味わいに変えてくれます。

また、オリーブオイルに含まれるオレイン酸は、オメガ9系脂肪酸の一種で血中の悪玉コレステロールを下げてくれる効果があります。ダイエット中にもよい味付けです!

ヨーグルトドレッシング

ヨーグルトにオリーブオイルや塩こしょうを加えたドレッシングは、低カロリーで濃厚な味わいを楽しめる味付けです!

シーザードレッシングやタルタルソースで使われるマヨネーズは、ヨーグルトで代用することができます。ヨーグルトで濃厚な味付けにすることで、カロリーを大幅にダウンさせながら食べ応えのある温野菜を作ることができます。

ノンオイルドレッシング

濃い味付けが好きな方は、ノンオイルドレッシングがおすすめです。油をたっぷり使ったドレッシングは、かけすぎると高カロリーになるので要注意です。

濃いめの味が好きな場合は、ノンオイルのドレッシングをかけるとよいでしょう!

温野菜ダイエットの口コミ

温野菜ダイエットの口コミを集めました。

温野菜ダイエットは、ほかの食事も組み合わせて取り入れることで、痩せる人が多いことが分かります!また、温野菜だけにすると中々痩せられません。満足できず結局たくさん食べてしまうので気を付けましょう。

温野菜ダイエットで痩せた芸能人

温野菜ダイエットで痩せた芸能人は、次の方々です。

  • 中村アン
  • 西野未姫
  • 磯山さやか
  • 熊田曜子
  • 知英(ジヨン)
  • やしろ優

身体を温めることを意識して温野菜を取り入れている芸能人が多いようです。また、モデルさんの撮影前の食事としても温野菜が使われていました!

温野菜ダイエットで痩せない原因と対処法

温野菜を食べているのに痩せない原因は、主に5つ考えられます。

  • 活動量が少ない
  • カロリーを減らしすぎている
  • 温野菜を食べ過ぎている
  • ほかのメニューでカロリーを摂りすぎている
  • 慢性的にストレスが溜まっている

低カロリーだからといって温野菜やそのほかのメニューを食べ過ぎていませんか?低カロリーなものでも、食べ過ぎるとカロリーオーバーになるので注意しましょう。

逆に、カロリーを抑えすぎると代謝が下がり痩せにくくなるので、必要な栄養はしっかりと摂ってください。

また、痩せるためには、食事コントロールだけでなく運動やストレスなど生活習慣も大切です。毎日運動量が5000歩未満の方は、積極的に歩き運動量を増やしましょう!

また、慢性的にストレスが溜まっている方は、ダイエットよりも先にストレス解消を優先させることで、痩せやすくなります。

温野菜ダイエットに関する疑問

温野菜ダイエットの気になる疑問を集めました!これから温野菜ダイエットを始めたい方は、ぜひご覧ください。

かぼちゃやさつまいもはダイエット中に食べてもいいの?

かぼちゃやさつまいもはダイエット中に食べてOKです。糖質量が多くダイエット中は食べない方がいいというイメージがありますが、そんなことはありません。

かぼちゃやさつまいもも、ビタミンや食物繊維が豊富で栄養たっぷりの野菜です。糖質量が気になる場合は、野菜の糖質は避けず、ご飯やパンで調整しましょう。

生野菜と温野菜はどちらがダイエット向き?

生野菜と温野菜は好みで選んでください。どちらも良さがあり、ダイエット効果も大きく変わりません。

細かいことは気にせず、味の好みやその日の気分で決めるとよいでしょう!

高カロリーなドレッシングだと太るの?

高カロリーなドレッシングを食べただけでは太りません。毎食食べたり、毎日大量に食べたりすることで太ります。

高カロリーなドレッシングをかけて食べたいときは、食べましょう!その分、ほかの食事で少しカロリーを意識するだけでOKです。

逆に、我慢してずっと塩こしょうで食べる方が、継続できずに痩せられないのでやめましょう。

シリコンスチーマーでも作れるの?

蒸し野菜はシリコンスチーマーで作ることができますシリコンスチーマーを使うときは、野菜を入れて大さじ1程度の水を入れてからレンジで加熱しましょう。

シリコンスチーマーは、洗い物が少なくすぐにできるので、手間をかけずに温野菜を作りたいときにおすすめですよ!

温野菜を食べて健康的なダイエットをしよう

今回は、温野菜ダイエットの効果的なやり方やおすすめレシピを紹介しました。低カロリーで栄養が豊富な温野菜は、正しく取り入れることで健康的に痩せることができます。飽きやすいため、味付けや調理法を工夫して楽しく続けることがポイントです。

ダイエット効果が高い温野菜を食べてリバウンドしにくい身体をつくりましょう!

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