ダイエット中は、食事と運動さえ頑張ればいいと思っていませんか?実は、痩せやすい身体を作るためには睡眠が大切なんです!
特に、効果的な方法で昼寝をすることでスムーズにダイエットを進めることができます。ただし昼寝は、正しいやり方で行うことが重要です。
そこで今回は、ダイエットに効果的な昼寝の方法や注意点を紹介します。昼寝で痩せるのかどうか気になる方は、ぜひ参考にしてくださいね。
ダイエット効果を高めたいなら昼寝をしよう
ダイエット効果を高めたいときは、昼寝をしましょう。昼寝は、ストレス解消や疲労回復の効果があります。
ストレスや疲れがあると痩せにくい身体になるので注意が必要です。夜の睡眠以外に昼寝で身体を休ませることで健康的な身体を保てるので、痩せやすい体質になるでしょう。
昼寝がダイエットにいい理由
昼寝がダイエットにいい理由は、身体を元気に保つことで痩せやすい体質作りができるからです。また、短時間の仮眠は、食後の消化吸収を助け胃腸の働きを高めることができます。
昼寝のダイエット効果を理解し、日々の生活に取り入れましょう。
ストレスが解消されて痩せやすくなるから
昼寝には、ストレス解消効果があります。ストレスが溜まると、身体からストレスホルモンが分泌され脂肪を貯め込みやすくなります。また、グレリンという食欲増進ホルモンも増加し、いつも以上に食欲が増えてしまいます。
そのため、ダイエット中はストレスコントロールが重要です。昼寝は、ストレス源を一時的にシャットアウトしストレスを解消する効果があります。毎日昼寝をしてストレスを軽減させることで、痩せやすい身体を作ることができるでしょう。
参考:e-ヘルスネット厚生労働省,PRTIMES,日本成人病予防協会より
参考URL:ストレスと食生活,ダイエット最大の敵「食欲コントロール」に意志の強さは無関係!,昼寝~ストレス解消法~
午後の活動が活発になり消費カロリーが増えるから
昼寝をすることで、午後の活動が活発になり消費カロリーを増やすことができます。昼寝は、大脳を休ませ疲れを取る効果があります。
昼寝をして午前中の疲労を回復させると、午後からの作業がはかどるでしょう。仮眠後の活動は、眠いままだらだらと過ごすよりも消費カロリーが増えるので、ダイエットに効果的です。
消化しやすくなり胃腸の働きが高まるから
昼食後の昼寝は、消化を助け胃腸の働きを高めることができるでしょう。食後は、身体を動かさずに少し横になることで消化を促進できます。
食後の睡眠はよくないといわれますが、眠気を我慢して午後の生産性を下げたり、夕方に長時間寝てしまったりする方がよくありません。
胃腸の働きを活発化させることで、内臓の活動による消費カロリーが上がり、代謝もアップするため痩せやすくなります。ただし、長時間の睡眠は胃腸の働きを低下させ逆効果になるので気を付けましょう。
参考:ららぽーと横浜クリニックより
参考URL:食べた後の仮眠は体にいい?
ダイエット中の昼寝の方法
ダイエット中の昼寝の方法を紹介します。昼寝は、やり方を間違えると消化不良や夜の不眠につながるため注意が必要です。寝る時間や姿勢に気を付けて取り入れましょう!
昼寝のタイミング
昼寝のタイミングは、「食後」がおすすめです。食後は、血糖値が上がり眠くなりやすいです。
食後に寝ることで、消化を促進させながら疲れを取ることができるでしょう。
寝る時間
昼寝で眠る時間は、「15~30分程度」がよいでしょう。30分以内であれば、浅い眠りから目覚めることができるのですっきりと起きることができます。
また、胃腸の働きが低下せずに疲れが取れるので、起きた後も活発に活動することができるでしょう!
寝る姿勢
寝る姿勢は、「リクライニングシートにもたれかかるような姿勢」がおすすめです。
完全に横になると、深い眠りに入ってしまい中々起きられません。座った状態で背もたれに寄りかかることで、程よく仮眠を取ることができるでしょう。
猫背になる姿勢は、胃腸の働きを悪くするので注意しましょう。
寝る前に口にするもの
起きられるか不安な方は、「コーヒー」を飲むと目覚めやすくなります。コーヒーに含まれるカフェインには、眠気を覚ます効果があります。
カフェインの作用が働き始めるのは摂取から30分後のため、仮眠前にコーヒーを飲むことで、目覚めやすくなるでしょう。
ただし、カフェインは胃腸に刺激があるので様子を見ながら飲むようにしましょう。
ダイエット中に昼寝をするときの注意点
ダイエット中に昼寝をするときの注意点は、3つです。
- 30分以上寝ない
- 猫背や完全に横になる姿勢は避ける
- 満腹で寝ない
3つのポイントを意識することで、ダイエットに効果的な睡眠が取れますよ!
30分以上寝ない
昼寝をするときは、「30分以上寝ない」ことが大切です。30分以上の睡眠は、深い眠りになり目覚めるのが難しくなります。
また、長時間の睡眠は、夜の不眠や消化不良にもつながるため注意しましょう。夜の不眠が続くと、慢性的な睡眠不足になり痩せにくくなります。消化不良は、胃腸の働きが低下し代謝の低下を引き起こします。
30分以上の昼寝はダイエットに逆効果になるので気を付けましょう!
猫背や完全に横になる姿勢は避ける
昼寝は、寝る姿勢を意識することが重要です。猫背は、胃腸を圧迫します。そのため、机の上でうつ伏せになる姿勢や座った状態で首を下げる姿勢はやめましょう。
また、完全に横になる姿勢はぐっすり眠ってしまうのでおすすめしません。昼寝は、仮眠なのですぐに目覚められる体勢で行いましょう。
満腹で寝ない
お腹がはち切れるほど満腹の状態で寝るのはやめましょう。満腹まで食べると、血糖値が上がりすぎて、耐えられない眠気に襲われる可能性があります。
そうなると昼寝をしても中々起きられず、満腹状態で胃腸にも負担がかかってしまいます。満腹は、カロリーオーバーにもつながりダイエットにもよくないので注意しましょう。
ダイエット中の昼寝に関する疑問
ダイエット中の昼寝に関する疑問を集めました。気になる疑問を解消してから昼寝を始めましょう!
昼寝をしすぎると太るの?
昼寝をしすぎると太る可能性があります。30分以上の昼寝は、代謝の低下や慢性的な睡眠不足を引き起こし痩せにくくなります。その結果、いつもと同じ食事でも太ってしまうことがあるでしょう。
ただし、15~30分以内の昼寝であれば毎日行っても問題ありません。
昼寝のあと食欲が増えるって本当?
昼寝のあとに食欲が増える人がいます。その理由は、主に2つです。
- 胃腸が活発になっているから
- 低血糖気味になっているから
昼寝で消化が促進されると、同時に胃腸の働きが活発になるため食欲が増進することがあります。
また、お昼ご飯を食べ過ぎたり急いで食べたりすることで、血糖値が乱高下します。血糖値が上昇して眠くなり起床後に低血糖気味になるため、お腹が空いていると勘違いすることがあるでしょう。
もし、昼寝後に食欲が増えるなら、お昼ご飯の量を調節し程よい満足感が続くポイントを探しましょう。
昼寝の消費カロリーはどれくらい?
15~30分の昼寝の消費カロリーは、体重50kgで「13~26kcal」程度です。少なく感じますが、1週間で700kcalほどになります。
普段から睡眠時間があまり取れない方は、昼寝をすることで消費カロリーを増やしながら疲れを取ることができますよ。
ただし、昼寝は運動のように痩せるほどカロリーを消費するわけではないので、あくまでも代謝や午後の活動量を上げるイメージで行いましょう。
昼寝をしてダイエット効果を高めよう!
今回は、昼寝のダイエット効果やおすすめのやり方を紹介しました。昼寝は、時間や寝る姿勢を意識することで、痩せやすい体質を作ることができます。普段から睡眠時間が取れない方やストレスが溜まりやすい方は、ぜひ昼寝を取り入れてくださいね。
正しいやり方で昼寝をしてダイエット効果を高めていきましょう!