ダイエット中に、いくら頑張っても体重が減らなかった経験はありませんか?せっかく、毎日運動をして食事を気を付けているのに、体重が減っていないと不安になりますよね。
実は、体重が減らなくなったときは、体重計に乗るな!のサインなんです。実際私は、半年間体重も体型も変わらず悩んでいましたが、体重計に乗らずにダイエット法を見直した結果、ストレスなく体型を変えることができました。
今回は、体重が減らない原因や実体験に基づいた解決法を紹介します!体重が減らなくて落ち込んでいるそこのあなた!この記事を読んで、安心してください。
体重が減らなくなったら体重計に乗らない方がいい
体重が減らなくなったら、体重計に乗らないようにしましょう。なぜなら、体重の数字に左右されてメンタルがやられるからです。数字は結果が分かりやすくモチベーションを上げやすい分、良い結果が出ないと落ち込みやすくなります。
体重が減らなくなったということは、それ以上体重を計測しても、いい気分になることは少ないでしょう。ボディビルダーのように大会を目指すわけではありませんから、最優先すべきは痩せることよりも心の平穏です。
また、体重が変わらない原因は、体脂肪の増加だけでなく、筋肉量や水分量の増加もあります。体重が減らない=体脂肪がついて太った、とは限らないんですね。
よって、体重が減らないときは、太ってないとしても体重計を見れば見るほど、悲しい気持ちになってメンタルがやられてしまう可能性が高いので、「体重計に乗らない」という選択を取るのがおすすめです。
では、なぜ体重が減らなくなるのか詳しく解説していきます。すぐに解決方法を知りたい人は、こちらまで飛んでくださいね!
ダイエット中に体重が減らない原因
ダイエット中に体重が減らない原因は、大きく5つ考えられます。
- 食べ過ぎor食べなさ過ぎ
- 運動量が多すぎor少ない
- ストレスが溜まっている
- 睡眠不足
- 停滞期に入っている
大体は、運動と食事のバランスやストレスなどの生活習慣の乱れが原因です。また、長期間のダイエットを行っている場合は、停滞期も考えられます。
食べ過ぎor食べなさ過ぎ
自分ではあまり自覚がなくても、実は食べ過ぎでいたり、逆に食事量が少なすぎたりと、食事量を見直した方がいいことがあります。
食べ過ぎの場合は、1日の消費カロリーに対して、摂取カロリーが多いことが理由で痩せなくなっていると考えられます。最近カロリー計算をやめた人や、ついつい間食が多い人は当てはまるかもしれません。
食べなさ過ぎの場合は、身体がエネルギー不足を感じるため、エネルギーの消費量を減らそうとしてしまい、摂取カロリーに対して、消費カロリーが少なくなっているでしょう。糖質を極端に制限していたり、食べることに罪悪感を感じてしまっている人は要注意ですよ。
運動量が多すぎor少ない
運動量が多すぎたり、少なすぎたりしても、体重が減らなくなることがあるので注意しましょう。
運動量が少なすぎて体重が減らないときは、体脂肪を燃やすほどカロリー消費ができずに、体型を維持している可能性があります。反対に運動量が多すぎても痩せにくくなってしまうんです。
有酸素運動のやりすぎは、筋肉が減少して痩せにくい体質になったり、身体が慣れて体脂肪を燃やしにくくなったりと、ダイエットに逆効果になります。筋トレをやりすぎることは、筋肉が回復できず成長できないため、代謝を上げにくくなってしまいます。
運動量は、自分が痩せやすい丁度いいラインを見つけることが大切です。
ストレスが溜まっている
ストレスが溜まっていると痩せにくくなるので、体重が減らなくなることがあります。なぜなら、ストレスは、自律神経の乱れを引き起こすからです。
自律神経は、交感神経と副交感神経に分かれており、この2つのバランスが取れていることが大切になります。
ストレスによって自律神経が乱れることで、食欲のコントロールが難しくなり暴飲暴食をしやすくなったり、運動による脂肪燃焼がしづらくなったりと、ダイエットに悪影響を与えます。
一見、関係がなさそうなストレスですが、体重が減らなくなった原因になることがあるので気を付けましょう。
参考:安眠道鍼療院より
参考URL:自律神経と肥満の関係について
睡眠不足
睡眠時間が足りていないと、痩せづらく体重が減らなくなることがあるでしょう。睡眠不足になることで、体内時計が乱れてしまい、食欲を増進させるホルモンの分泌が増え、血糖値が上昇しやすくなるので、太りやすくなります。
体内時計が乱れると、本当にいいことがありません。最近よく眠れていない人や夜遅くまで起きていることが多い人は、一度生活習慣を見直してみましょう。
参考:武田薬品工業株式会社より
参考URL:不眠と生活習慣病
停滞期に入っている
最初の頃は体重が減っていたのに、急に減らなくなってきた人は、停滞期に入っている可能性があります。人の身体は一定であることを好むので、ホルモンや代謝が変化して、これ以上痩せないような体質に変わります。
これが、停滞期の仕組みです。停滞期に入ると、中々抜け出すのが難しく、ダイエットを挫折してしまう人も多いでしょう。
しかし、心配ありません。私がこのあと紹介する方法を実践すると、ストレスを感じずに冷静にダイエットを続けることができますよ!
体重が減らないときのNG行動
体重が減らないときにやってはいけない行動は、主に次の3つです。
- 間食以外の食事量を減らす
- 有酸素運動を増やしすぎる
- マイナスな気持ちになる
どんなに体重が減らなくて悩んでいても、この3つは避けましょう。
間食以外の食事量を減らす
間食以外の食事量を減らすことはやめましょう。確かに摂取カロリーが多すぎるせいで体重が減らないこともあります、めちゃくちゃあります。
ですが、今の食事量は自分が食べたいと思っている食事量ですよね?それを減らしてしまうと、意思に反した行動になるので、いずれ食欲が爆発してしまいます。
今、食欲が乱れているとしても、食事量から見直すのではなく、食事内容や生活習慣を変えることを優先しましょう。そうすることで、自然と量が減っていき、身体が求めている食事量へと変わっていきますよ。
間食だけなら減らしても大丈夫ですが、基本的にそれ以外の食事量は変えずにいきましょう!
有酸素運動を増やしすぎる
有酸素運動を増やしすぎることは、筋肉の減少や身体の慣れによって痩せにくくなるため、おすすめできません。痩せる=有酸素運動!と考える人も多く、体重が減らないなら有酸素運動を増やそうと思いがちです。
しかし、有酸素運動最大限に効果を発揮するのは、「適度」に行った場合です。やりすぎてもいいことがありません。何より、そんな毎日1時間以上のような運動を続けるのは大変ですよね。
有酸素運動は、最大でも週に3~4回、30~60分を目安に考えておきましょう。この頻度や時間より少なくても、辛い、大変といった気持ちがあるなら、減らすことも大切です。
マイナスな気持ちになる
体重が減らないからといって、マイナスな気持ちになるのは絶対にやめましょう。体重計なんて捨ててやるさ、くらいの気持ちでOKです。
体重が減らないときに、食べてしまったり運動をサボったりする自分を責めるのはよくありません。というか、責める必要がありません。
あなたは、すでによく頑張っています、偉いんです。ダイエットをしようとするその気持ちが、もう素晴らしいですよ。また体重が減らないときに、マイナスな気持ちになると、ストレスが溜まってさらに痩せにくくなることも考えられます。
マイナスな気持ちになったときは、「自分はよく頑張っている、身体も心もいつもありがとう」と心の中で思ってください。食べ物を消化してくれる胃腸や運動をしてくれている足に感謝するだけでも、自分に優しくなれますよ。
とにかく、体重が減らないときこそ、マイナスな気持ちにならないように、自分に優しく向き合ってあげましょう。
【実体験】体重が減らないときの解決法
半年間体重が減らなかった私が、実践した解決法は次の4つです。
- 体重計に乗らない
- 鏡で体型の変化をチェックする
- 身体が欲している分だけ食べる
- 筋トレの頻度を減らして強度を上げる
ちなみに、このときの私は次のような生活をしていました。
食事 | 運動 | ストレス | 睡眠 |
3食(糖質+脂質+たんぱく質+食物繊維) 間食1回 |
毎朝10~30分の散歩、週2回30~60分のウォーキング、週2~3回の軽い筋トレ | なし | 7~8時間 |
似たような生活の人はそのまま実践し、違う人は他の部分のアプローチをしてみてください。どちらにせよ、体重計に乗らないということは、おすすめの方法なのでぜひやってみてくださいね!
体重計に乗らない
まずは、しばらく体重計に乗らないようにしましょう。ちなみに私は、かれこれ3ヶ月くらいは体重計に乗っていません。
体重計に乗らないと、冷静に自分の状態を把握することができます。何よりも、食欲のコントロールを上手くできるんです。
体重の増減を知らないと、身体が求めている栄養素をしっかりと摂ることができます。水分を引き込みやすい糖質は、摂取すると一時的に体重が増えてしまう可能性がありますが、身体を動かすために必要なエネルギーです。
体重計に乗らないようにして食生活を送ることで、身体の声を聞きながら食事をコントロールできるので、暴飲暴食もなくなりますよ。
鏡で体型の変化をチェックする
体重の代わりに鏡で体型の変化をチェックするとよいでしょう。毎日体型を確認することで、ダイエットが上手く進んでいるかどうかを把握することができます。
毎日チェックするときは、朝起床後に鏡を見るようにしましょう。また、痩せているか、引き締まっているかだけでなく、食べ過ぎた次の日の体型も見てみるのがおすすめです。意外に体型に変化がなく、驚くこともありますよ。
食べ過ぎたあとに太ったように感じるときは、むくんでいることがほとんどなので、カリウムと水分をしっかり摂ってむくみを解消するだけでOKです!
身体が欲している分だけ食べる
なんとなく間食をしたり、ストレスで暴食したりすることが多い人は、身体が欲している分だけ食べるように心がけてみるとよいでしょう。
自分が食べたい欲よりも、身体がどんな栄養をどれくらい欲しているのかをしっかり把握することで、カロリー計算をしなくても必要量を食べることができます。
私自身、この考え方で食事を摂るようになってから、暴飲暴食の回数が減り、ダイエットに対するストレスもかなり無くなりました。
過度な糖質制限や次の食事までの間隔を空けすぎている場合は、全体の食事回数と糖質量を増やすだけで、食欲が落ち着くことがあります。暴食が多いということは、身体が求めている栄養を摂れていない可能性があるので、身体の声をしっかり聞いてみましょう。
身体を、そして心を大切に労わってあげると自然に食欲も落ち着いてきますよ。
筋トレの頻度を減らして強度を上げる
筋トレの頻度を減らしたり、強度を上げてみたりすると、ダイエットが上手く進むことがあります。ちなみに私は、これでかなり変わりました。
何となく習慣的にいつも同じメニューの筋トレをしていませんか?人間の身体は、段々刺激に慣れてくると、筋肉が発達しづらくなります。しっかりと筋肉を使って、追い込むことが代謝アップにつながるので、強度や頻度を見直してみるとよいですよ。
筋トレの次の日に筋肉痛や疲労感があればばっちりです!私は、筋肉痛を感じるととても嬉しくなります・・・。
ただし、筋肉を強くするためには、休息もかなり大切です。数日経っても身体の疲労が抜けない場合は、しっかりと休息して筋肉が回復してから、トレーニングをやるようにしましょう。
ここでも、筋肉の声を聞いて、身体と相談しながらトレーニングを進めていくとよいですよ。
有酸素運動の強度を少し上げる
有酸素運動の強度を少し上げてみるのもおすすめです。有酸素運動は、体脂肪を燃焼する効果が非常に高く、ダイエットにはもってこいの運動です。
ウォーキング程度の有酸素運動をしていなかった場合は、頻度は変えずに強度を少し上げてランニングやジョギングに挑戦してみましょう。強度を少し上げることで、効率よく痩せられる可能性があります。
ただし、週に3回以上有酸素運動をしている人は、強度を上げるとやりすぎになることも考えられるので、週に2回のHIITトレーニングを取り入れてみるとよいでしょう。
まとめ&伝えたいこと
今回は、ダイエット中に体重が減らないときの原因や解決法を紹介しました!私も体重が減らなくてかなり悩み、とても辛かったです。しかし、冷静に心や身体の声を聞いて、色々試してみることで、上手く脱出できました。
自分を大切にしながら、健康的にダイエットを続けましょう!