相手の気持ちを考えるって何やねん。
そう思うことはありませんか?
私は昔、この言葉をしっかり受け止めて実践して、結局人の気持ちを理解出来なくて
分からなくて悩んだことがあります。
だって、同じ出来事が起きても、人それぞれ感じ方は違うし、好きなものだって違う。
とにかく価値観が違うんだから、相手の気持ちを考える必要なんてなくない!?
と、思ってしまう程、人の気持ちを考えるのに疲れてました。。笑
考えれば考える程、頭の中がぐるぐるして、人の気持ちを考えるって大変だなあ
としみじみ感じていました。
そんなことを言いながらも、何だかんだ相手の気持ちを考えることを続けているうちに
あることに気が付いたんです。
それは、共感しようとしているから相手の気持ちを理解出来ないんだと・・・!
もちろん、相手の気持ちを考えることは大切ですが、共感できないならしないのが一番良いことに気が付いたんです!
それをきっかけに相手の気持ちを考えるということの意味を自分なりに見つけ、
相手の気持ちを考えることを本質的に理解できたので、人と関わるのも疲れなくなり、気も遣えるようになりました!!
ということで今回は、相手の気持ちを考えて理解する方法を3STEPで紹介したいと思います。
相手の気持ちを考えるってどういうこと?よく分からない・・・
という方は必見です!
・相手の気持ちを考えることがどういうことかいまいち分かっていない
・相手の気持ちを考えようと思っているのに上手くいかない
・相手のことを理解しようとして疲れる
・相手の気持ちを考えることの意味
・相手の気持ちを理解する方法
相手の気持ちを考えるってどういうこと?
まず相手の気持ちを考えるって結局どういうことなの?
それは・・・・
相手の立場になって、気持ちを想像したあとに、相手の気持ちを知って、学ぶこと
です。
「相手の気持ちを考える」
という言葉を、字面のまま考えてみると
相手の立場になって、気持ちを想像すること
になるでしょう。
まあ、それは分かるわ
って人も多いのではないでしょうか!笑
これだけだと、よく分からないですよね。
相手の気持ちを想像するだけで終わってしまいます。
でもよく、相手の気持ちを考えることが出来る人が良いとか
相手の気持ちを汲み取りなさいとか
言われるじゃないですか。
これらは、一体どういうことなのか。
それが、相手の立場になって、気持ちを想像したあとに、相手の気持ちを知って、学ぶこと
なんです。
実際相手の気持ちを想像して、それが100%正解なことってほとんどないと思うんです。
だからこそ、相手の気持ちを想像するだけでは、
皆がよく言う
相手の気持ちを考えている人にはなれないんですね。
なので、相手の気持ちを考えたいなら、まずは相手の立場になって想像して
その後、本当は相手がどう思っていたのかを知ります。
そして、
「へえ、こんな考え方もあるんだ!」
とか
「なるほど。こういう風に考える人もいるのね」
という風に、自分には思いつかなかった考え方や気持ちとして覚えて、
自分の学びにしちゃいましょう。
そして、次に別の相手の気持ちを考えるときの参考にするんです。
「前は、こんな風に思ってた人もいたから、こういう可能性もあるのかな」
こういう風にしていくと、色々な角度から相手の気持ちを考えられるようになります!
そしてこれを何度も何度も何度も何度も!!!
繰り返すことで、相手の気持ちを汲み取れる確率が上がっていくんです!
なので、相手の気持ちを考えて、本当の気持ちを知って学ぶことこそ
相手の気持ちを考える、の本質的な意味だと思っています。
相手の気持ちを考えるための3STEP
ここまでで、相手の気持ちを考える本質的な意味が分かったと思います。
では、実際にどのようにして、相手の気持ちを考えていけば良いのかを3STEPで紹介していきます!
STEP1.自分が相手の立場ならどう思う?
まずは、相手の立場になったときの、自分の気持ちを想像してみましょう。
相手の立場になったって、分からんもんは分からん!!
という気持ちはよーーく分かります。
私も、結局価値観が違うんだから意味ないんじゃない?
と思ってました。
ですが、今は相手の気持ちについて、何も知らない、予測もできない状態だと思いますので、ただ漠然と考えるよりも、
まずは自分の気持ちを参考にして考えてみた方が良いと思います。
なので、相手の気持ちを考えるための最初のステップとして、相手の立場になって考えることが必要になります。
例をあげてみます。
例
記念日を毎月祝った方がいいのかな・・・相手はどうなんだろう
相手の立場になって気持ちを想像
やっぱり記念日は大切なものだから毎月祝った方がきっと相手も嬉しいよね
このように、まずは相手の立場になったときの、自分の気持ちを想像しましょう。
STEP2.相手の気持ちを知って学ぼう
ステップ2では、相手の気持ちを知って学びましょう。
ステップ1で想像していた気持ちを覚えておきつつ、相手の本当の気持ちを知ります。
きっと自分が想像していたものとは違うものが出てきますが、大丈夫です。
大丈夫というか当たり前です!
そして、それを学びにすることが大切です。
ステップ1の例を使うと・・・
例
記念日を毎月祝った方がいいのかな・・・相手はどうなんだろう
相手の立場になって気持ちを想像
やっぱり記念日は大切なものだから毎月祝った方がきっと相手も嬉しいよね
実際の相手の気持ち
たまに祝った方が特別感が出るから、1年ごとがいいな
学び
なるほど。記念日は大切という気持ちは一緒だけど、こんな風に考える人もいるんだな。
いかがでしょうか。これが学びです・・・!
このように、相手の気持ちを知って学んでみてください。
と、ここまでは割と皆さんやってるのではないでしょうか!?
そして最も肝心なのが、次のSTEP3です。
STEP3.次に相手の気持ちを考えるときに活かす
では、最後のステップになります。
今回の相手の気持ちを学びとしてしっかりと覚えておいて
次に、同じようなことがあったときに、想像の選択肢にこの考え方を追加します。
どういうことかというと、
例
記念日を毎月祝ったほうがいいのかな・・・相手はどうなんだろう
相手の立場になって気持ちを想像
やっぱり記念日は大切なものだから毎月祝った方が相手も嬉しいよね。だけど前付き合ってた人は、大切だからこそ1年ごとに祝ってたよな。どっちもありだから、相手の様子をみてみようかな
非常にシンプルな例ですが、簡単に言えばこういうことになります。
同じような状況がもう一度きたときに、前回の学びを活かして考えるんです!
このように、毎回新しい考え方を学ぶことで、相手の気持ちを想像するときにとても役立つんですよね!
これを何度も何度も繰り返してみてください。これは全く同じ状況じゃなくても、使えます。
例えば、
記念日は特別だからこそ1年ごと祝いたいなら、その時のプレゼントはちょっと特別なものをあげようかな・・・
とか
記念日を毎月祝わないなら、連絡を取る頻度も少し控えめにして、会ったときにたくさん話した方がいいのかな・・・
とか色々な可能性が出てくるんですよね!
このように、毎回しっかりと相手の気持ちや考え方を学んで次に活かすことで、
相手のことをよく理解できるようになります1
このように、3STEP自体は非常に簡単なんですよね。
では、私が実際にやってみて、気を付けるべきポイントを見つけたのでお伝えします!
シンプルな方法だからこそ、ポイントを押さえることが大切になります。
是非やってみてください。
相手の気持ちを考えるためのポイント
1.相手の気持ちに共感しなくてもいい
いちいち相手の気持ちに共感してると疲れませんか?
なので、ステップ2で相手の気持ちを知ったときに
共感する必要はありません・・・・!
もちろん、新しい考え方を知って、
「なるほど・・・!それもあるなあ!!」
と思えるなら是非共感してください。
ですが、世の中には理解不能な考え方が絶対に存在します。
そんな考え方に出会ったときに、
無理に共感しようとしても、絶対に共感できないし、疲れます。。
なので、相手の気持ちを考える上で
無理に共感しないことが、めちゃめちゃ大切なポイントです。
×相手の気持ちに共感すること=相手の気持ちを考えること
〇相手の気持ちを知って学ぶこと=相手の気持ちを考えること
これを是非覚えておいてください。
2.人と関わる回数を増やす
3ステップを何度も何度も繰り返してください!!
と先ほど書きましたが。
そのためには、人と関わる回数をとにかく増やすべきです・・・!
私てきには、
好きな人からは思いやりを、合わない人からは新しい考え方を学べる
と思っています!
このようにすると、色々な考えを知ることが出来てとても良いですよ!!
このように、様々な人の考え方を知ることで、
相手の気持ちを考えるときに選択肢を増やすことができます。
これも、是非気を付けて欲しいポイントです!
まとめ&伝えたいこと
まとめると・・・
相手の気持ちを考えることは
相手の立場になって、気持ちを想像すること
本質的には
相手の立場になって気持ちを想像したあとに、本当の気持ちを知って、学ぶこと、そして次に活かす
ポイント
相手の気持ちに必ず共感する必要はない
人との関わりをとにかく増やしてたくさん学ぶこと!
相手の気持ちが分からない・・・
と思っている方は、是非この方法をやってみてください!
相手の気持ちは分からなくて当然です・・!
相手の気持ちを分かるのではなく
どれだけ自分とは違う考え方を学べるか、それを他の人と関わるときに活かせるか
が大切です!!